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 富岳太鼓は、日本一の霊峰富士の麓、静岡県御殿場市に所在します。

 設立のきっかけは1977年、社会福祉法人 富岳会の理事長 山内令子が法人の施設を利用する知的障がい者のセラピーとして、和太鼓に着目したことから始まりました。

 富岳太鼓は日本人の魂を揺さぶる「響き」、心臓の鼓動と同調する「リズム」、感情を全身で表現する「躍動」、仲間と共に打ち込む「喜び」など、打てば響く太鼓の無限の可能性を、富岳会で独自に開発した和太鼓療育プログラムに効果的に取り入れ、知的障がい者のセラピーとして実践しています。そして、その効果は心身多面に表れ、今では障がい者のリハビリ テーションや社会自立のトレーニングとしては勿論のこと、障がい者の文化・芸術活動、青少年の健全育成、また企業の人材育成プログラムにまで広がりをみせ、年間100回を越える講演やワークショップ、研修会。コマーシャルをはじめとする多くのテレビ出演。過去18カ国、23回の海外公演と広く海外からも注目を浴びています。

 富岳太鼓の「富岳」とは、富士山の別名であり、その名の通り、演奏する曲の総てが富士山にまつわる神話、民話、自然をテーマとしたものであり、富岳太鼓代表、山内強嗣の手によるメロディーを奏でる楽器を一切使わない、打楽器だけにこだわったオリジナルの創作太鼓です。

 富岳太鼓の講演グループには、下記の3つのグループがあります。

  • 富岳太鼓が実施する指導者認定をクリアーしたインストラクターを中心に構成するプロチーム、雷神組。
  • 社会福祉法人富岳会の和太鼓療育活動で顕著な効果を表した、知的障がいのある方々で構成する竜神組。
  • 富岳太鼓が主催する太鼓教室はら、厳しいオーディションで選ばれた4歳から高校生までの子どもたちの風神組。